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Medicine and Health

かゆみ・アレルギー

かゆみの予防と対策

■かゆみがある時は
かゆくても、できるだけかかないようにしましょう。
正常な皮膚の表皮には、水分と油分によるバリアがあります。
かゆみの起きる皮膚の表面は、水分・油分が失われカサカサになり、外から刺激を 受けると敏感に 反応してかゆくなるのです。そうならないためにも常に皮膚の保湿に心がけましょう。
■乾燥に気をつける
エアコンや温風ヒーター、電気毛布などは皮膚を乾燥させるので、加湿器を併用するなどして乾燥を防ぎましょう。 石けんやシャンプーは皮脂を取りすぎないように量は少なめにして、低刺激性のものを使うようにしましょう。 また、すすぎは十分にしましょう。 体を洗うときは、強くこすると皮脂が失われるのでやめましょう。 保湿成分のはいった入浴剤のなかで、成分に硫黄のはいった入浴剤は皮膚を乾燥させるのでやめましょう。
■血行促進に気をつける
熱いお風呂に入ったり長湯をすると、体はほてり血行がよくなるため、それが刺激となり かゆみがより強まってしまいます。お湯は40℃位にし、長湯するのはやめましょう。 体は温かくなるとかゆみを強く感じるようになります。 お酒や辛い食べ物をとりすぎると、体がほてり、かゆみが強くなることがあるので注意しましょう。
■肌にふれるもの
お風呂で体を洗うときは、ナイロン素材や麻のタオルやブラシは避け、やわらかい布や手のひらでそっと洗いましょう。 衣類、特に直接肌に触れる下着類は、肌に優しいやわらかな木綿製のものにしましょう。
ナイロンやウール素材のものは皮膚を刺激するので避けましょう。
皮脂や角質がとれてしまったお風呂上がりには、保湿ローションやクリーム、 油分のある軟膏などを かゆい部分を中心に体全体に塗って、皮膚に水分と油分を十分補給することが必要です。
毎日、一日に数回保湿クリームやローションを塗り皮膚を保護するようにしましょう。

にきびの予防と対策

■洗顔
余分な皮脂を取り除くため、朝と夕方の2回は必ず石けんで顔を洗いましょう。 外出から帰ったときは、化粧品、汗やほこりなどで毛穴がふさがれているため、まず洗顔をしましょう。

■髪型
髪の毛で顔を覆いますと、毛先が皮膚を刺激して炎症を起こしニキビが悪化しますので、 髪の毛が顔にかからないように髪型を工夫しましょう。 また、髪の毛が汚れていると炎症を起こしやすいので、毎日洗髪するなど清潔に心がけましょう。 整髪料は、油性タイプのものは使わないようにしましょう。
■ニキビ
ニキビは化膿すると醜い瘢痕を残しますので、ニキビにさわったりつぶしたりしないようにしましょう。

■食事
食事は規則正しく、偏食をしないようにしましょう。 ビタミンB2やB6、ビタミンCの豊富な食べ物をとるように心がけましょう。 チョコレート、ケーキ、饅頭など糖分の多い食べ物は食べ過ぎないようにしましょう。

患部、靴下を清潔に

■患部、靴下を清潔に
石けんでよく患部を洗い、清潔に保つようにしましょう。 靴下は通気性・吸湿性のよい木綿製のものにし、毎日履き替えて患部をできるだけ 乾いた状態にしておいて下さい。
また、洗濯した靴下は裏返しにして、直射日光で乾かしましょう。
■水虫のお薬
水虫の薬は痒みがあってもなくても毎日ていねいに規則正しく塗って下さい。 特にお風呂上がりに塗ると効果があります。 症状が消えても水虫の菌は皮膚の奥にいるので、医師がよいというまで根気よく塗って下さい 。 足の裏の角質層が新陳代謝で完全に新しくなるのに、約3ヶ月かかるといわれているため、 目安として3ヶ月塗って下さい。
■ひつこい水虫は・・・

水虫が長年治らないという人の中には、実は治癒と再感染を繰り返している場合がかなりあります。 白癬菌は、水虫の足からはがれ落ちた鱗屑のなかで数ヶ月間も生き続けることができ、 はがれた鱗屑を 掃除しないでおくと、自分の落とした白癬菌を踏んで再感染しているために治らないため、 それを防ぐためにもまめに掃除して下さい。